築120年の古民家、解体はじまりました

先日、現地調査をした築120年の古民家。 古民家の部材がどのように使えるのか?決断が遅れれば解体処分されてしまう。 そんな予断を許さない状況で樹杜屋あらべぇは部材を良く観察してこれなら使える!! いや、使わなければならない!! 

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古材を転用して家つくりができる。そう判断しました。

既に解体作業はかなり進み骨組みだけになっておりました。

過去にまだまだ使える家、使える部材が多く残る古民家でも解体されてゆくのを指をくわえて見ているだけの悔しい思いをすることがありました。 目の前で解体される古民家をみてるだけなんてできません。

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古材を取る為の解体作業は通常の解体と違い、木組みによる技術で組まれている為に手ばらしによる解体作業は手刻みや木組みを知らないと容易にばらすことはできません。このように解体ができるのも大工になる前から古民家の解体作業を多く経験し、様々な木組みを見て解体してきたから可能なのです。

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次々と外されてゆく古材を間近で見て、また新しく部材が活用できると思うととても嬉しく思いました。

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夕方には無事解体も終わり、家が建っていた基礎の石『礎石』だけが残る状態になりました。 解体を終えて、石場建ての昔の家は建物を解体したらゴミも残らない、ただそこには自然のままの大地にかえる環境に負荷のかからない素晴らしいものだと確信しました。

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