倒木材=自然の恵みを頂きました。

見に行ってきた雪害による倒木現場で原木を選定したその日にすでに運んで欲しいとの事で急遽トラックをお借りして製材所まで運びました。

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丸太から製材所で製材するのは今では珍しい事

通常、材木を買うときは材木屋に売ってある寸法、床板用、壁板用などの都合に合わせて家づくりをするのですが樹杜屋の場合は全て寸法に応じた適寸を工事ごとに考えて製材いたします。

特に幅の広いもの、厚いもの、床板から壁板、現場用語でいうカユイ寸法などのものが自由に取れるメリットがありますが製材には経験と勘がなければとても難しいものになります。

立木のときから見て、仕上がった家を見るのは一際想いが違いますね。

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買ってくるだけでなく伐ってくるという選択肢も

丸太からの作業が全て良いというわけで無く、飛騨という山国のお国柄自前の山を持っている方も多いと思いますのでそれが家つくりに使えると分かれば価値のないと勘違いされていたものが価値のあるものに、それ以前に自前の山の木で家を建てられるというのはうれしいものではないかと考えてます。

『うちの山の木はおぞいもんやからなんの価値もない、使い物にならん』とよく聞くところですが、見に行けばそんな事もなくなぜ使わないのか?そんな現場をよく目にします。

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今回、運んだ丸太ではないのですが自分より先に山に来た方が持って行った原木の切れ端の年輪を見るととても細かく植林では無く、天然育ちの天然木のようでした。

後日談、植林と天然林の複合でその土地は植林するまでもなく天然で檜や杉が生えてくるそうです。倒木被害があって少し山も寂しい格好になっていますが、またすぐに生えてくるからまた山を育てるんだ!の言葉にとても嬉しく感じました。

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今回の原木より、柱や梁、板類、木の癖を見ながら家づくりに必要な部材が全て取れてしまいます。前もってこの木は柱などと経験と勘で製材に向かうのですが、実際のところ蓋をあけるまでわからないのが原木でそれもまた自然のものならではの楽しみなところなのかもしれませんね。

好きなギャンブルは?
と聞かれれば、迷うこと無く『製材です』と答える樹杜屋でした。

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