必ず専門家に薪ストーブ本体の状態、煙突の現状や防火対策などの施工方法を確認してもらってください。
セカンドハンドの場合、備えついている薪ストーブの施工業者から使用上の注意点などの解説を受けられないデメリットがあります。もしかしたら専門家による施工ではなく、DIYで設置された薪ストーブと煙突かもしれません。安全性を欠く本体の設置、煙突の施工の場合の最悪は、火災であることとご承知おきください。
ご使用になる前に、一度薪ストーブ施工の専門家に安全確認を依頼することをおすすめします。
もちろん薪ストーブ本体にはメーカーや機種ごとの特性はありますが、煙突の安全な設計施工や管理方法などには共通するセオリーがあります。どのメーカーの取扱店でも問題ないでしょうけれども、修理の際に特有のパーツがあるようなメーカーなら取扱店に依頼された方がいいかもしれません。
樹杜屋ストーブの取り扱っているPANADERO社の薪ストーブはシンプルな外見そのままにシンプルな素材で構成されています。消耗品も比較的手に入りやすいもので組み立てられています。なのでもしPANADERO社の薪ストーブであれば、必ずしも取扱い店でなくても安全性を確認していただけますし、どのようなお店からでも消耗品を手配していただけるものと思います。
セカンドハンド、中古物件はめぐりあわせです。気に入った建物、立地で薪ストーブが付いていれば幸運だと、火のある暮らしを楽しんでいただけたら、いち薪ストーブ屋としてさいわいに感じます。