なぜ薪ストーブには日本製が少ないのか

こんにちは。ふだん買い物をするなら国産派、樹杜屋ストーブ荒木です。
ところで「日本製薪ストーブ」「日本製薪ボイラー」はなぜ少ないのかご存じですか。

かつて日本のエネルギー源と言えば、薪や炭などの木質資源でした。それが世界的な流通の進歩、便利さを求める心などにより、昭和中ごろの高度成長期以降、化石燃料を使う生活に変化してきました。欧米では木質燃料を使う暮らしが当たり前にありますが、日本の木質燃料を使う文化はまるで消えてしまいました。よって日本には薪ストーブ・薪ボイラーを主力に扱う大手メーカーがなくて当たり前なのです。国産の産熱機器は暖房機器も給湯機器も、エネルギーの選択肢は電気・灯油・ガスの3つです。

ではなぜ国産派の樹杜屋がスペイン製の薪ストーブを使っているのか。PANADERO(パナデロ)社はスペインの薪ストーブメーカーですが、日本の杉(針葉樹)を効率的に燃やす設計をしてくれた唯一のメーカーでした。しかもこれまで薪ストーブといえば高級な趣味のものでしたが、PANADERO社は誰にでも手が出せる価格の暖房器具として提供してくれたからです。樹杜屋がISLA(イスラ)の燃焼を見た時の衝撃はいまだに忘れられません。これほどまでに日本の木を無駄なく美しく燃やせる薪ストーブはもはや国産と言ってしまってもいいのではないでしょうか。

ショールームのご案内

完全予約制

樹杜屋ストーブにはPANADERO社の薪ストーブ実機を見学、実際の燃焼を体験できるショールームがあります。
間取り図や内装、外観などがわかる写真があれば具体的な相談にもお答えします。

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