DIYで改装がすすむ古民家へISLAを設置しました。美しい星空で名の知れた阿智村の夕べをPANADEROストーブの揺れる炎で彩る。新しいPANADEROオーナーさんの誕生です。
「窓を開けていても暖かい」ストーブ?!
オーナーさん立ち合いの元試し焚きをして、施工に不備がないかストーブ本体に初期不良がないか確認しました。その後は薪ストーブの使い方・注意点など指南しました。オーナーさん曰く「このストーブ、窓開けてても家あったかくなりますね!」だそうで、寒い日なのに上着を脱いで半袖になっておいででした。
その秘密は「輻射熱」
樹杜屋が取り扱っているPANADERO社の薪ストーブは、前方に輻射熱(ふくしゃねつ)が強く飛ぶ仕様になっています。正面にいると、ストーブの熱で体が芯から温まります。まるで部屋全体が暖かくなったような錯覚をしますが、室温が上がっているわけではありません。また輻射熱は床方向にも向かいますので、足元も暖かく感じます。ちゃぶ台やローテーブル、ローソファーなど、床に近い場所でくつろぐ生活スタイルのオーナーさんにも良い感想をいただいています。
副産物を熱源に
今回試し焚き用に樹杜屋が用意したのは、杉丸太を簡易製材機woodmizerで製材したときにでた木端。丸い木を四角いものにするために切り落としたミミの部分です。製材の副産物、従来の製材現場では行き場のない部分です。
オーナーのWさんはwoodmizerを所有する村内の工務店とご縁があり、製材木端を譲り受けて薪にするかも、ということで今回飛騨から杉木端を持参しました。製材後の乾燥も十分、冒頭のオーナー様の感想「暖かい!」と半そでになるに至ったのです。行き場のないモノが、豊かな熱源になる。樹杜屋がPANADERO社のストーブを推す理由の一つはここにあります。杉やヒノキ、松などの針葉樹を満足な熱源にすることができるPANADERO社の薪ストーブ。裏山の木の100%の活用を実現できるストーブです。もしも近くに製材所が近くにあれば、熱源には困らないことでしょう。