今すぐ工事できますか?という勢いのある電話の理由

とある昼休み、なんの前触れもなく一本の電話がかかってきた。『薪ストーブの入れ替えを考えていて、色々調べて樹杜屋の友人〇〇大工からもお勧めされて、絶対間違いない薪ストーブだと思うのでISLAを持ってきてください、すぐに工事できませんか』と。それは何かのイタズラなんじゃないかと思うような勢いのある電話でした。色々聞く内に知人大工や友人・色々とつながっていて曇りのない信頼を得ていたようで感謝です。

火のある生活の体験、薪の調達の検討などを知人から譲り受けた薪ストーブでまず確認されたようです。使い心地、メリットデメリットを確かめたうえで望む機能を検討して、いざ本命ストーブを!という連絡でした。

火入れ当日は火のある所に人は集まるが如く、紹介いただいた友人も集まりちょっとした薪ストーブ見学会となりました。あまり寒さの強い日ではなかったとはいえリビングの空気がムワッと感じるほど温まり、帰宅のご家族も思わずあとずさりするほど。PANADEROストーブは輻射熱の強いストーブなので、友人たちもうっすら汗ばみながらストーブから近づいたり遠ざかったりして談笑することに。オーナー様は薪ストーブ導入からのリビングのレイアウト変更も楽しみだということでした。

薪ストーブの本体入替工事は、本体を置き換えるだけ…の場合もあるのですが、本体のサイズの違いによる離隔距離や既存煙突との兼ね合いで薪ストーブ屋として大工として腕を振るう場合もあります。今回の物件も事前に複数の写真やオーナー様による採寸情報をいただき設置計画をたてました。お使いの薪ストーブが小型のものだったこともあり、既存煙突経路から曲げる計画となり、今回は特にストライクゾーンがタイトでした。

というわけで薪ストーブ入替工事は電話一本ですぐ取り付け可能なのかというと、樹杜屋ストーブでは「すぐ納品」というサービスは行っておりません。新規取付の場合と同じように、実機見学、計画、(現地調査、)煙突設計、設置施工、火入れという段取りで実施しています。今回の電話からお問い合わせのオーナー様も、念入りな打合せの上の火入れとなりました。設置施工までの流れは当サイトトップページに詳細があります。


今回の納品からISLAは新型ISLAに切り替わりました。新しい基準、欧州委員会によるエコデザイン2022の認定を取得したもので燃焼の美しさや空気の制御が格段にレベルアップしているのを確認できました。今ショールームに据えてある従来型のISLAも最新型のISLAに入れ替えするかもしれません!こうご期待です。

ショールームのご案内

完全予約制

樹杜屋ストーブにはPANADERO社の薪ストーブ実機を見学、実際の燃焼を体験できるショールームがあります。
間取り図や内装、外観などがわかる写真があれば具体的な相談にもお答えします。

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