“ドラフトスタビライザーとの組み合わせで針葉樹が広葉樹の様に燃やせる”、“ガラスが曇らない”、“立ち上がりの早さ”など、PANADERO社の薪ストーブは性能を前面に出したPRを行っています。一方、導入されたユーザー様からは意外と「見た目が良くて選んだ」との声をいただいています。わたしたち樹杜屋でもPANADERO社薪ストーブをデザインというよりかは「里山保全に貢献できるストーブ」としておすすめしていました。デザインが魅力との声が集まるにつれ驚きの気持ちが高まってきたので、それがなぜなのかを少し考えてみることにしました。
飾らない形
PANADERO社の薪ストーブは箱型の外観で造形や模様などの装飾はない。樹杜屋の施工実績やPANADEROJAPANの施工事例にあるように、古民家や現代住宅、鉄骨造の作業場など雰囲気を問わずどんな建物にも似合う。極限までそぎ落としたデザインはとてもシンプルでスタイリッシュ、ストイックな雰囲気さえ持っています。
参考:
・樹杜屋ストーブ施工実績(サイト内リンク)
・PANADEROJAPAN施工事例一覧(外部サイト)
有機的な炎のフォルムが装飾する
カフェやレストラン、温泉施設、保育園などにも導入されているメイン3機種のALTA・ISLA・ISLA mini。そのどれも前面が総ガラス張り。まるでそこで焚き火をしているかの様な燃焼を見ることができます。くべた薪全体に火が回れば、そのガラス面いっぱいが炎に包まれ、逆巻く炎ごとが薪ストーブデザインのごとしである。前面ガラスが曇らないその性能も炎の表情をより美しく魅せている。性能が魅せるデザインなのだ、と理解しました。
炎を団欒の中心に
「見た目が良くて」と言われたのは、やっぱりPANADERO社薪ストーブの燃焼性能あっての良さなんだろうなと!もちろん、そこに薪ストーブがあるだけでも十分な存在感と夏場でも邪魔をしないデザインであるという評価はとてもうれしく思います。
燃焼のみせる美しさの評価を受けて、2022年PANADERO社に新機種が誕生しました。名前は「TRES(トレス)」。前面ガラスの大きさはそのままに箱型の左右にもガラスをしつらえた、三方から炎を楽しむストーブです。単純な暖房器具ではなく、炎のオブジェといえるでしょう。三面から炎が見えるので、壁面の、もしくは部屋のセンターに据えると映えそうです。
夏になじむ薪ストーブ
最後に夏のISLA画像を飾って締めにしたいと思います。メンテナンスにお邪魔した際の一枚。この店舗兼事務所では、観葉植物やアンティーク民具に囲まれて室内になじんでいたのが印象的でした。炎で飾られていない夏のISLAは、そのシンプルな見た目がそのままにクールな表情です。
樹杜屋ストーブショールームではISLAとISLAminiを見学いただけます。話題のデザイン、サイズ感などお確かめください。
※TRESの展示はございません。